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活動報告

「未来共生セミナー ことばとコミュニケーション」のご報告

 2014年3月15日、春を伺う陽気のなか「ことばとコミュニケーション」をテーマに大阪大学豊中キャンパス、スチューデントコモンズにて未来共生セミナーを開催しました。
 講師には、未来共生プログラムの外部プログラム担当者であるNHKアナウンサー渡邊あゆみさんと本学プログラム担当者である西口光一 国際教育交流センター教授をお迎えしました。

[写真1]多数の参加者をお迎えしてセミナーを開催しました

 参加者は約40名。学部、学科を越えて参加者が集まったことにとても驚きました。
 セミナーは二部構成。第一部は講師からの「ことばとコミュニケーション」に関する講演。第二部は参加者全員によるワークショップです。

 渡邊さんからは、アナウンサーとしての経験を背景に、他者とのコミュニケーションを図るうえでのポイントをお話いただきました。「シンプルに聞く」「それぞれの感じ方を尊重する」等々、お話は具体的でわかりやすいものでした。
 なかでも「見た目や服装を大事にしている」というお話が、参加者にとって印象的な話題だったようです。見た目や服装を気にすることは、コミュニケーションを図るうえでとても常識的な取り組みに思えます。ですが、渡邊さんが服装や見た目を重視するのは、服装や見た目に相手への「敬意や関心、興味」が現れるからであり、話しやすい関係を作るための基本的な姿勢となるからです。
 渡邊さんのお話は、相互的なコミュニケーションに向けて、まずもって自分ができる具体的な手法がテーマとなりました。

 西口教授からは、ワークショップに向けて、コミュニケーションを考えるための観点についてお話がありました。「わたしにとっても、相手にとっても、いいコミュニケーションって何?」「いいコミュニケーションって、その場で完結すること?」「いいコミュニケーションで自分が変わる? 相手も変わる?」「身近な人といいコミュニケーションとれてる?」「コミュニケーションと生きることはどう関わっているだろう?」以上の観点は、私たちが日常的に実感しながらも、深くは考えずにいるものです。

[写真2]渡邊さんからはご自身の経験を中心にお話いただきました        

[写真3]西口教授からはワークショプに向けてのポイントを整理していただきました

 ワークショップは写真4のように1グループ5〜6名にわかれておこないました。西口教授が設定した観点にそって、まずはそれぞれが考える「いいコミュニケーション」を出しあいます。グループ内で出された発言には、一部で通じるものもあれば、一部に違いがみられます。こうしてコミュニケーションをめぐるディスカッションは徐々に具体的なものとなり、最終的には「生きること」とコミュニケーションが議題となりました。

[写真4]ワークショップでの議論は大変盛り上がりました

[写真5]本プログラム履修生も積極的に議論に参加しました

 実感と経験に裏打ちされた講師のお話。白熱したディスカッションに、参加者からは「時間を忘れて話を聞いた」「もっと議論したかった」という感想が聞かれました。未来共生プログラムでは今後も「ことば」や「コミュニケーション」に関するセミナーを開催してまいります。

(2014年4月1日, 山本)

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