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活動報告

公共サービス・ラーニング「とよなかツアー」のご報告

[写真1]写真でケニアの子どもたちを紹介する講師

[写真2]カンガを身にまとう子どもたち

 10月からプログラム二年目の「公共サービス・ラーニング」の授業が始まりました。16人の履修生が各々16の公共サービス・ラーニングの現場で活動をしています。そうした現場の雰囲気やとりくみを他の履修生や教職員も体験できる機会として、参加者を募って現場をめぐる「公共サービス・ラーニングツアー」が組まれることになりました。
 10月19日に第1回「とよなかツアー」を実施し、阪急豊中駅近くにあるとよなか国際交流センターと梅田方面に一駅行った阪急岡町駅にある岡町商店街のなかのコミュニティカフェkitto(きっと)を見学しました。

 とよなか国際交流センターは公益財団法人とよなか国際交流協会が管理運営しています。地域に住む外国人と日本人がつどうセンターでは、日本語交流活動や多言語相談サービス、外国にルーツをもつ子どもたちの居場所づくりなどが日々取り組まれています。ツアーのあった日曜日、おまつり地球一周クラブという子ども向けの国際理解プログラムが開催されました。「ジャンボ!ケニア〜ケニアのおやつをつくろう!」というテーマでケニアについて子どもたちに話をしたのは、なんと、本プログラムの大場助教、神田助教です。フィールド調査や留学経験をもとにケニアの学校や子どもたちについて紹介し、カンガという布の民族衣装を子どもたちに着せてあげた後、サンブーサというケニア風サモサを一緒につくって食べました。今回は本プログラム助教がプログラムの講師をする機会をいただきましたが、とよなか国際交流センターではこのように大学を含めた地域と子どもたち、外国人の人びととの出会いとつながりの場になっていることを実感しました。

 次に向かったのは岡町商店街です。コミュニティカフェkittoで公共サービス・ラーニングの活動をしている履修生の謝さんに案内してもらい、岡町商店街のホットスポットを回りました。まずは、喫茶ドランでボリュームいっぱいのランチをいただきました。店長はおかまちまちづくり推進協議会の事務局長をされています。その後、マイブックスという古本屋を訪ねました。店長は生誕地が豊中町(現在の岡町)である手塚治虫の大ファンで、本屋2階には私設の手塚治虫資料館があります。そこを見学させていただき、手塚治虫と縁のあるお寿司屋まで案内していただきました。kittoにたどりつくまでに立寄りたいお店や場所が多く、ツアーに参加した人たちは至るところで足をとめて買い物をしていました。それ以外にも原田神社や伝統芸能館、大石塚・小石塚古墳など歴史ある名所も訪れ、ツアー参加者みなが岡町商店街に魅了された一日でした。
 大阪大学豊中キャンパスは豊中市が所在地ですが、阪急豊中駅や岡町駅に行ったことがないという大阪大学の学生は多いです。わたしたちにとって身近なところで、在住外国人と日本人による多文化共生のとりくみが活発になされていること、コミュニティカフェを一つの拠点に商店街の活性化とコミュニティづくりに取り組んでいる市民活動があることなど、地域の魅力と活力を再発見するツアーとなりました。おとな顔負けで元気いっぱいにツアーに参加してくれた豊中市在住小学2年生の感想です。

「豊中に住んでいても行ったことがない所ばかりでした。とよなかツアーに行って違う国のことがよくわかって楽しかったです。またこんなツアーがあったら行きたいです。」

 お世話になったとよなか国際交流協会の皆さま、コミュニティカフェkittoをはじめとする岡町商店街の皆さま、ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

[写真3]商店街のなかを散策する様子

[写真4]コミュニティカフェkitto

(2014年12月1日, 今井)

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