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活動報告

海外インターンシップ(2期生: ニュージーランド)


2期生の海外インターンシップのご報告です。未来共生プログラムでは3年次に半年ほど様々な国でNGP、NPO、学校の公的組織でインターンとして活動します。波田野希美さん(医学系研究科・保健学専攻 博士後期課程2年)はインドネシアで防災訓練に関わりました。以下、波田野さんからです。

とにかくできることをやる

[写真 1]日本語補習学校でのセミナーの様子

[写真 2]NZのクリスマスツリー ポフツカワ

2016年8月25日~2017年1月2日の間、Diversity Counselling New Zealand (DCNZ)に受け入れていただき、海外インターンシップを実施しました。ニュージーランド(以下NZ)は日本と同じ島国ですが、移民を多く受け入れています。DCNZは多様な民族的なバックグラウンドをもつカウンセラーで構成されているCharitable Trustで、組織のキャッチフレーズとして、「自分の言葉で、自分たちの文化を理解してくれる専門家による、移民のためのカウンセリングサービス」を掲げています。組織としての主な活動は、NZへの移民・難民に対するカウンセリングの提供、セミナー・講習会の開催、現地のカウンセラー対象の講習会の開催等が挙げられます。私はカウンセリングの専門家ではありませんが、これまでの公共サービス・ラーニングやプロジェクト・ラーニングでの活動から生かせる経験があると思い、研修させていただくことになりました。

出国前にある程度研修内容は決めていましたが、予め具体的な内容まで決定していたわけではなく、現地で自分のできること・やりたいことを見つけ、自ら交渉を行い活動しました。その結果、活動内容は、DCNZが開催するセミナー・講演の補助、年次MTの準備・運営およびDCNZが主催する日本語セミナーでの講演の実施、地域の特別支援学校とそのサテライトクラスでのティーチング・アシスタントとしての活動、地域の日本人コミュニティに係る補助業務、他の組織の事務所引っ越しの手伝い等など、かなり幅広く活動させていただきました。特に、組織自体が小規模ということもあり、他組織との連携やネットワーキング業務に関わる機会が多かったです。

短期の海外研修や留学とは異なる形で、また私自身初めての1カ月以上の海外生活ということもあり、現地の人々の雰囲気や生活に触れることができたというだけでも得るものがあったと思います。特に、多様な場での活動を通して、NZ人の「器の大きさ」を感じることができました。研修当初はこの器の大きさに戸惑うことも多々ありましたが、日々の生活の中で少しずつ自分の器を広げることができたのではないかと感じます。また、ほんの4か月という短い期間でしたが、今回の海外インターンシップは、ある意味これまでのプラクティカル・ワークの集大成だったように思います。ただ一方的に学びを吸収するだけでなく、受け入れ機関の一員として、さらには保健分野を専門的に学んできた日本人として、少しでも地域にフィードバックできるような活動ができたことは、自身のこれまでの研究や経験を意味づけるという観点からも有意義な経験になりました。

(2017年4月30日, 波田野)

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