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活動報告

2014年度オリエンテーションのご報告


4月5日(土)、6日(日)に2014年度オリエンテーションが開催されました。今年度は年度初めに一堂に会してスタートを切るため、ホテル北野プラザ六甲荘にて合宿形式で行いました。未来共生プログラムの2期履修生にとっては初めての未来共生の行事です。

[写真1]歓迎の挨拶を述べられる星野先生

[写真2]履修許可書授与式

 プログラム責任者の星野俊也先⽣が歓迎の挨拶をされました([写真1])。履修⽣のみなさんが厳しい選抜を経て未来共⽣プログラムに参加することになったのと同時に、一人ひとりが様々な選択肢のなかからこの未来共⽣プログラムを自ら選んのだということでもある。そういうことを胸に刻んで最⼤限努力して欲しいと激励をしました。また、新たに刊行された『未来共⽣学』のジャーナルを手に、「共⽣とは、⼈々がともに暮らしていく、というごく当たり前なことです。でも、世の中では大切で当たり前なことがなかなかできていない。決して難しい考えではないのですが、実践が伴わない。しかし、共⽣が実現できれば、それが少しでも前進すれば、未来は当然、今よりも良くなる。みんなの持ち味をより⽣かせる世界を作るにはどうすれば良いのかをこの未来共⽣プログラムでは考えてもらいたい」と語られました。星野先生は、また、共生について「これを⼀般論として考えるのではなく、できるだけ皆さんの研究分野と結び付けて、具体的に考えていただければ、より広がりが出てくると思います。おそらく、負担になることよりもむしろ、⾃分の研究に付加価値がつくことになるだろうと思います」と述べ、最後に、「未来共⽣を単に概念や⾔葉や理念にとどめず、目の前の現実の課題の解決にも生かしていっていただきたいと思うし、実際に共⽣というものが何かを経験していただきたい」と話を締めくくられました。

[写真3]英語の授業について説明されるミュラー先生

[写真4]東北フィールドワークの様子を発表する1期履修生

 未来共生プログラムの2期生に履修許可書が一人一人に授与されました([写真2])。その後、未来共生プログラムの年間スケジュール、カリキュラムの詳細が説明され、また、授業についても担当の先生方が説明されました。そして、1期履修生を中心に公共サービス・ラーニングの報告、東北フィールドワークの報告、ロンドン、インドネシア、ザンビア、ハワイといった海外研修の報告がなされました。

[写真5]1期履修生、2期履修生と教職員の集合写真

[写真6]プログラムの趣旨について語られる志水先生

 プログラム・コーディネーターの志水宏吉先生がプログラムの趣旨を説明されました。「未来共生学を構想するときに、私は未来共生のPhilosophy、未来共生のScience、未来共生のArt、これら3つが必要ではないか、という文章を書きました。まず、未来共生のPhilosophy。何が未来共生なんだ、望ましいのは何か、そういうことを考えて頂かないと危険で仕方がない。だから、そういうことについて思いを巡らせて欲しい。つぎに、未来共生のScience。どんな専門であっても何らかの方法論がないと論文が書けない。そこにも習熟していって欲しい。そして、未来共生のArt。未来共生を実現する人は体がしなやかでないといけない。対話能力、ファシリテーション能力などです。それらは通常の大学院では教えていないですが、未来共生プログラムではそれらを鍛える様々なイベントやカリキュラムを用意しています」。

 最後に、志水先生は「未来共生を切り開く上ではスーパーマン・スーパーウーマンはいらない、普通の人でいい。我々も手探りでやっている、みんなで作っていきましょう」とおっしゃっていました。今年度もよろしくお願い致します。

 

 

(2014年4月17日, 平尾)

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