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活動報告

3期生伊藤駿さんがNHK番組に出演


3期生の伊藤駿さん(人間科学研究科 博士後期課程1年)がNHK総合「明日へつなげよう 未来塾」に出演しました。伊藤さんは様々な形で東日本大震災の被災地での活動に関わってきました。今回、NHKの番組でヨルダンにある難民キャンプを訪れました。以下、伊藤さんからの報告です。

ヨルダンの難民キャンプ支援活動に参加

[写真 1]番組に出演する伊藤駿さん①

[写真 2]番組に出演する伊藤駿さん②

私が訪問したのは、ヨルダン北部、シリアとの国境近くにあるザータリ難民キャンプ。他大学の学生2人と、緊急支援NGOのJENの事務局長である木山啓子さんと一緒でした。キャンプでは、シリアの紛争から逃れてきた難民が約8万人生活しています。東京ドーム112個分という広大なキャンプでの生活ぶりは多岐に渡っていますが、総じて楽な生活を送っているわけではありません。木山さんらや学生と共に住民にインタビューをしました。聞き取りを通して、自身が活動している福島県の人々が置かれた状態や課題などと共通する部分や「支援」について様々に感じることがありました。

その模様は、5月7日にNHK総合「明日へつなげよう 未来塾」として放送されました。2017年3月までNHK Eテレで放送されていた「東北発☆未来塾」の続編ドキュメンタリー番組で、東日本大震災以降、「東北の学生」「東北のために頑張っている学生」などを有名講師がコーチングし、学生を応援するというものです。番組の中でも木山氏と議論を繰り返していました。番組の最後には現在では自身がスーパーバイザーを務めているプロジェクトメンバーにヨルダンでの経験を語り、「復興はいつになったら終わるのか」というメンバーから投げかけられた問いに言葉を紡いでいます。

私は未来共生プログラムに参画する傍らで自身が立ち上げた復興支援プロジェクトに取り組み続けています。また未来共生プログラムでも宮城県南三陸町を訪れインタビューを行い、その後も先のプロジェクトの後輩を連れてフィールドワークを行うなど関わり続けており、こういった取り組みを評価され今回の出演が決まりました。取材を通して普段であれば決して足を踏み入れることのないであろう難民キャンプを訪れることができ、様々なことを学ぶことができました。未来共生において普段から向き合う共生の諸課題に関する知見も確かに活きており、逆に自らの学んできたことを改めて客観的に見直す契機になりました。またこの取材を通して、大阪大学の広報誌をはじめ、色々なお声がけをいただくこともできました。今後も自らが学んできたことを様々なところで伝え、また学び続けたいと思います。

(2017年5月16日, 伊藤駿)

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