ホーム > 活動案内・報告 > 活動報告 > インドネシア・ガジャ・マダ大学での集中講義(2014年度)のご報告

活動報告

インドネシア・ガジャ・マダ大学での集中講義(2014年度)のご報告

[写真1]ガジャマダ大学での授業

[写真2]メラピ山麓の村でアンケート調査

 2015年2月14日から3月1日までインドネシア・ガジャマダ大学にて集中講義”Disaster Management” が行われました。RESPECTからは、塚本特任教授、吉田特任助教が参加、現地で講義を行いました。履修生は、2期生の波田野希美(医学系研究科保健学専攻博士前期課程1年)、宮前良平(人間科学研究科博士前期課程1年)、三好裕貴(医学系研究科保健学専攻博士前期課程1年)の3名が参加し、現地でガジャ・マダ大学大学院国際関係学科の院生9名とともに集中講義を受講、共同で現地調査を実施しました。

 滞在中、履修生は午前中講義を受け、午後は防災関連をはじめとするアポイント先を訪問しました。講義では、塚本教授による防災、リーダーシップ、東チモーㇽ・コソボ・スリランカなどでの国際NGOによる支援活動や国際機関・NGO間のコーディネーション業務などに関する講義が行われました。

 また、同時並行して、吉田助教によるPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)に関する講義と演習を実施しました。具体的には、履修生全員が政府側・NGO側2つのグループに別れ、「ジャカルタ市の洪水防止」をテーマにPDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス:事業計画を1枚にまとめた用紙)を作成、プレゼンテーションを行いました。

 午後からのアポイント先訪問では、ジョグジャカルタの赤十字施設、R.S.U.P. Dr. Sardjito病院、災害対策庁(BNBP)などを訪問し、各アポイント先で活動内容、防災対策に関する現状について説明を受け、施設内の見学を行いました、その他、トランスジェンダーに関するNGO (IWAYO)などを訪問し、彼らの生活の現状、現在の課題などに関する話を伺いました。

 また、フィールドワークとして、RESPECT履修生とガジャマダ大学の大学院生との共同で、2010年に噴火したメラピ山の麓で生活する住民に対する生活アンケート調査を実施し、火山噴火から約5年経過した現在、地域住民がどのような状況で暮らしているのかについてデータ収集を行いました。

 その他、現地の文化を知り、体験することを目的として、実際にガムラン(現地の民族楽器)、バティック(現地の伝統的な染物)、ジャワダンスを体験し、インドネシアの豊かな文化の一端を体験することができました。今回の約10日間の滞在では、防災に関する現状と課題に関して多くを学ぶとともに、多様な文化を体験することができた貴重な時間になりました。

*履修生の学年は2014年度のものです。

 

(2015年4月2日, 吉田)

« 活動報告 一覧へ戻る