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活動報告

卒業生の活躍(1期生 薮中さん)

未来共生プログラムの卒業生である藪中孝太朗さん(1期生)から近況報告です。藪中さんは未来共生プログラムに1期生として加わり法学研究科において、会社法を中心に研究し、その後、株式会社IC(アイシー)を起業されました。このたび、近況の報告をお願いしたところ快く引き受けてくださいました。以下、薮中さんからです。

みんなで創る教材データベース「Ecommons」の立ち上げ

 2013年4月に未来共生プログラムに1期生として加わりました藪中です。私が専門分野とは関係の薄い本プログラムに応募したのは、大学院入学前に立ち上げた事業(学習塾)の運営を行う中で感じてきた違和感(課題)を、専攻の異なる人たちが、どのように捉えているのかを聴いてみたいという好奇心からでした。本プログラムでの学びは、期待以上に刺激的で、私は人生で初めて通学型のコースワークを終えることができました。

 ただ、年を重ねるにつれ、各活動で要求されるレベルも上がっていき、正直、両立は困難、ついていくのがやっとという状況でした。経営や自身の研究に専念すべきだというご助言も様々な方から頂きましたが、結果、どれ一つ捨てきることができず、最後の2年間は、それら全ての知見を活かす包括的なプロジェクトを考案するぐらいしか選択肢がなかったように感じてきました。

 そんな中、私は昨年頭に、そのようなプロジェクトの一つとして「Ecommons」という事業企画書を書き上げました。この企画は、自身の事業、専攻とする法理論、未来共生で得た知見が必ず必要となるもので、自身の活動が無駄ではなかったと証明したい私にとっては最後の希望のようなものでした。もちろん、企画書だけではプロジェクトは立ち上がりません。私は必要な資源(ヒト、モノ、カネ:特にカネ)を掻き集め、事業をブラッシュアップする為に、また1年費やすことになりました。決して楽な道ではありませんでしたが、様々な方々の応援、ご支援に支えられ、ようやく今年、システムの中心部分を完成させることができました。ご支援・ご協力頂きました皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りし御礼申し上げます。

 生存率数%と言われるベンチャー企業にとっては、まだまだ先の見えない日々が続きますが、せっかく頂いた機会を無駄にせぬよう尽力したいと考えていますので、引き続きご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

(2019年8月4日, 薮中)

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